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  2. 2016年度 08月1日

獣毛鑑別技術について特許を取得いたしました

 この方法は、各種獣毛を構成しているタンパク質を酵素で処理し、分析器を用いて、
処理で得られた断片(ペプチドと言います)の中から特徴のある部分を検出する方法です。
この方法による動物種の鑑定は発掘調査などで以前から行われていましたが、
この度、繊維製品や毛皮製品などに適用するために確実で精度の高い技術を発明し、
新規性が認められました。

 この方法は、顕微鏡法による鑑別を補完する目的でのみ有効な試験方法です。
ペプチド分析のみでは同一動物属の中の細かな種(たとえば、ヤギ属の中のカシミヤ、
モヘヤ、混血種等)についての特定は困難ですので、顕微鏡法による鑑別は必要不可欠です。
したがって、顕微鏡による高い鑑別技術があってからこそ、この方法が有効に活用できるわけです。
今回この技術について特許取得した理由は、この方法のみの適用によるミスリードを防ぐためです。
ケケンでは、現在JISで唯一認められている顕微鏡法による獣毛鑑別を補完する方法として既に
この技術を活用しております。
 これからもケケンは、新しい鑑定試験法の開発に取り組み、消費者および業界に貢献し、
皆様に信頼していただける試験結果を提供できる様一層努めてまいります。





本件に関するお問い合わせ等は下記までお願い致します。

〒494-0002愛知県一宮市籠屋4丁目14番4号
TEL0586-45-2631


獣毛総合研究所  所長 丸茂 征也