試験一覧

花粉付着性・リリース性

・繊技協法

目的

花粉症の方にとって重要となる機能性試験です。花粉付着防止試験は疑似の花粉を付着させ、衣服に対する花粉の「つきにくさ」及びついてしまった花粉を落とす「落ちやすさ」を調べます。

試料サイズ

30㎝×30㎝ 5枚

試験方法

<付きにくさ>

円柱型の容器に疑似花粉(石松子)を入れ、撹拌して浮遊させます。ここに試験片5枚と木球5個を加え、ICIピリング試験機により円柱型の容器を縦方向に4個入れ2分間回転させて撹拌します。試験片を取り出し、判定標準写真により等級判定を行い、5枚の平均値を測定結果とします。

<落ちやすさ>

「つきにくさ」の試験後布の中で、疑似花粉の付着の仕方が平均的な3枚を選び、中央に穴の開いたゴムシートへ両面テープで固定します。ゴムシートに固定したまま20㎝の高さから5回落下させて衝撃を与え、判定標準写真と比較して等級を判別し、3枚の平均を試験結果とします。

技術ラボ便り

花粉付着防止性について

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