試験一覧

通気性

・JIS L 1096 通気性A法(フラジール形法)

目的

生地の組織の隙間を通る空気の量を調べることにより、生地の通気性の程度を評価する試験です。一般的に、布団やダウンジャケット等の側地に対し、中の詰め物(綿、羽毛等)が吹き出す恐れがないかどうかを調べるために行われることが多いですが、クールビズ用のシャツ等、涼しく快適に着用できることを謳った製品の評価にも用いられています。

試料サイズ

20cm×20cm(5枚)

試験方法

試験片を試験機に取り付け、傾斜形気圧計が125paの圧力になるように吸い込みファン及び空気孔を調整し、垂直形気圧計の示す圧力を測定します。測定した圧力と空気孔の種類から試験機に附属の換算表によって通過する空気量を求めます。

フラジール形試験機
技術ラボ便り

【11月号】シリーズ〜機能篇〜第5回目「通気性」

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