試験一覧

遮熱性試験

・JIS L 1951

目的

遮熱加工製品は熱を遮断し、熱を蓄えにくい性質があるため、太陽の光と熱を遮ることができます。そうすると、結果的に体感温度が下がるので涼しく感じることができます。試験では、生地に人工太陽光を照射して遮熱加工品と未加工品(もしくは比較品)の最大上昇温度を比較することで、熱を遮る度合いを評価します。

試料サイズ

20cm×20cm(9cm×9cm×4枚)

試験方法

下から、受熱体→試験片フォルダに挟んだ試験片の順に重ね、試料表面に人工太陽照明灯を30分照射します。その時の試験片を重ねた熱線受光体と、ブランクの熱線受光体のそれぞれの上昇温度を測定し、遮熱率を求めます。操作は、4箇所の開口位置全てで測定されるよう新しい試験片を用いて繰り返します。

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