試験一覧

単位面積当たりの基布上のパイル質量(目付け)

・JIS L 1021-4 8

目的

一定面積の基布上のパイル質量を測定する試験です。

試料サイズ

20㎝×20cmの試験片を4枚

試験方法

指定の大きさ(試験片の各辺は試料の生産方向に対して平行又は直角とする)の試験片を4枚採取し恒温室に1枚ずつ表面を上にして恒量に達するまで調整します。

調整した試験片の質量を0.01g単位まで測定し、各試験片の裏面4辺の長さをミリメートル単位で測定します。バンドナイフ機を用いて表面のパイルのみを基部の限界までカットします。(パイルを刈り取りすぎて基部に傷をつけないように注意する)刈り取り終了後、端をカットし18cm×18cmに試験片を調整し、恒温室で試験片を平らに1枚ずつ並べ、恒量になるまで調整し、質量を0.01g単位まで測定します。

試験片ごとにパイル刈り取り前の面積を求め、単位面積当たりの全質量を計算します。次に、パイル刈り取り後の面積及び単位面積当たりの質量を求め、定められた計算式に当てはめて各試験片ごとの単位面積当たりの刈り取りパイル質量を求めます。

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