サステナビリティ
ケケンのサステナブルへの取組み
ケケンは、公正な第三者試験認証機関として、経営方針にSDGs(持続可能な開発目標)の観点を取り入れることにより、貧困や不平等、気候変動、環境劣化など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決に貢献できるように取り組んでいきます。
1.Textile Exchange規格認証業務
ケケンは日本企業で初のTextile Exchange規格の認証機関として認証業務を始めました。Textile Exchange規格(TE規格)は、労働問題や環境問題、動物福祉などに配慮した規格(基準)であり、国際的にも認知度が高く、公正で透明性の高い規格となります。このTE規格を取得することで、SDGsに掲げる課題の解決となりケケンは、日本でより多くの企業さまのTE規格取得をサポート致します。
2.サステナブルな素材である”毛”の利用推進
羊は、人類始まって以来、サステナブルな資源として私たちの衣・食・住すべてにおいて大いに関わってきました。羊だけでなく、その他の毛素材はそのライフサイクルの全体をみた場合、サステナブルに最も相応しい最適な素材です。また、一方で、懸念される動物福祉、フェアトレード、環境面での問題にも注意を向けながら、カシミヤをはじめとする生産地へのフィールド調査を行い、国内の関係者様へセミナー等を通じてフィードバックすることにより、毛素材がサステナブルな素材であり、安心して利用できることを広く案内する取り組みをしています。
3.「やさしいせいふく」プロジェクトへの参加
中高生が主体となりスタートした“やさしいせいふくプロジェクト”の趣旨(大量生産大量廃棄の現代社会で服は消費するものではないという価値観を若い世代から若い世代に発信することで、持続可能な社会の進化に貢献する)に共感し、ケケンは検査機関で唯一のパートナー企業として、安全で安心できる製品を企画できるよう検査機関という視点からプロジェクトをサポートしております。
4.品質試験業務による資源の節約への貢献
衣料品が生産される各工程での試験業務を行うことにより、不良品を市場に流通しないようにすることで、資源の無駄を省き、消費者に対して安全で安心できる製品を提供することに貢献しております。
5.女性活躍社会
ケケンの約7割が女性職員であり、育児休暇などの子育て支援も充実しており、女性が働きやすい環境作りを積極的に行っております。