試験一覧

寸法変化率(ドライクリーニング)

・JIS L 1096 J-1、J-2 (ウォッシュシリンダ法)

・JIS L 1931-2、3(商業ドライクリーニング法)

目的

ドライクリーニングにより生地寸法又は製品がどの程度変化するか確認をするための試験です。
寸法変化率が大きいものは問題が起こる可能性がある為、事前に評価するための試験です。

試料サイズ

25cm×25cm(織物)
30cm×30cm(編物)

試験方法

規定の間隔にマーキングを施した試料を用意します。以下の方法で処理を行い試験前後での間隔の差により寸法変化率を求めます。

  • JIS L 1096
方法 試験溶液 洗濯
液温
洗い時間
J-1 パークロロエチレン溶液
・パークロロエチレン4L
・陰イオン界面活性剤2g
・非イオン界面活性剤2g
・水8mL
40 15
J-2 石油系溶液
・クリーニングソルベント4L
・陰イオン界面活性剤2g
・非イオン界面活性剤2g
・水8mL
35 35
  • JIS L 1931
試験
方法
溶剤 基本
定数
kg/㎥
溶剤
温度
洗剤の
充填量
g/L
水の
添加
工程時間
乾燥温度
冷却(脱臭)時間
洗い 中間
脱液
すすぎ 最終
脱液
熱風
取入口
排気口
P1 パークロロエチレン 50±2 30±3 1 2 15 2 5 3 80±3 60±3 5
P2 33±2 30±3 1 0 10 2 3 2 60±3 50±3 5
P3 33±2 30±3 1 0 5 2 3 2 50±3 40±3 5
F1 石油系溶剤 50±2 30±3 1 2 15 2 5 5 80±3 60±3 5
F2 33±2 30±3 1 0 10 2 3 5 60±3 50±3 5

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