試験一覧
摩耗強さ
・JIS L 1021-11 4
目的
荷重をかけた摩耗輪で表面を擦った際の質量の減少を調べる試験です。
試料サイズ
直径13cm(14cm)の円形試験片を3枚
試験方法
指定の大きさにカットした試験片の質量を測定し、試験台に試験片をセットします。
試験台の回転回数を試験の目的に応じて設定し、(回転数は1000回転、5000回転、10000回転から選択)セットした試験片の上に荷重をかけた摩耗輪を乗せ、試験機を始動させます。
試験終了後、試験台から試験片を取り出し、ブラッシング又は吸引によって脱落した繊維等を完全に除去します。 試験片のパイル側が上を向くように平らなところに置き、24時間以上調整します。調整後、試験片の質量減少量を定められた計算式に当てはめ、その平均値を質量減少量とします。(質量は1mgの桁まで測定)