試験一覧
紫外線遮蔽率
・JIS L 1925
・アパ対協法(アパレル製品等品質性能対策協議会法)
目的
紫外線とは波長によりA波(315-400nm)、B波(280-315nm)及びC波(100-280nm)に分類されます。地表に到達する波長はA波及びB波といわれています。特にB波は人体への影響が大きく、日焼けや皮膚がんの原因となるといわれています。
この試験では製品や生地が紫外線をどれだけカットしているかを調べるための紫外線遮蔽率試験や、波長ごとの皮膚への影響度合いを考慮した紫外線防護係数(UPF)の測定と評価をします。
試料サイズ
30cm×30cm
試験方法
5cm×5cmの試験片をたて方向又はウェール方向に2枚以上、よこ方向又はコース方向に2枚以上採取します。採取した試験片を分光光度計にセットし光の透過率を測定していきます。
得られたデータを使って紫外線遮蔽率や紫外線防護係数を求めます。