ニュース・コラム

第1回:はじめに

 このたび、一般財団法人ケケン認証センター(「ケケン」)のホームページを更新することを機会に、新しくこの「コラム」欄を設けて、ご覧いただく皆様のお役に立ち、読みやすくて、さらに欲張って、ケケンの雰囲気も知っていただけるような、そんな内容のコラムを連載していきたいと思います。

 当面の間は、理事長の鈴木が担当いたします。

 お読みになる方々のイメージとしては、消費者、官庁・団体・企業などにお勤めの方々、また、ケケンに興味を持たれた学生の方々までを、頭に入れながら書いて参ります。

 難しい表現をできるだけ避け、専門的なことも、正確にわかりやすく伝えていこうと思っております。

 また、より専門的な内容は、別途に当センターの研究開発部門である「技術ラボラトリー」が、毎月内部向けに発信している「技術レポート」もホームページ上に掲載しますので、皆様のご参考になればと考えています。是非、ご覧下さい。

 さて、早速始めさせていただきますが、当センターは64年前(1948年12月)、旧「(財)毛製品検査協会」として発足、もともとはウール製品の検査でその業務をスタートさせましたが、現在ではウール部門での強みを維持しつつ、あらゆる繊維製品の品質に関する業務を行っています。

 このうち、特にウールの親戚であるカシミヤを始めとする、獣毛の鑑定に関しては、最も重要な得意分野として内外から高い評価と多くの鑑定のご依頼をいただいており、世界でも最も実績のある検査機関の1つであると密かに自負しております。

 そのようなことで、お話を獣毛鑑定に関することから始めて参りましょう。(文責:鈴木)

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