試験一覧
摩擦
・JIS L 0849
目的
摩擦試験は、染色した生地が擦れによる生地同士の摩擦で色移りが発生するかを調べる試験です。方法としてⅠ形とⅡ形があります。日本で主に使用されているのはⅡ形です。また、Ⅰ形は欧米で採用されており日本では主に天然皮革に適用されています。
試料サイズ
22cm×3cm
試験方法
・Ⅱ型
摩擦試験は、乾燥試験と湿潤試験の2種類の試験方法があり、試験機上に固定した試験片の間を9 N±0.2 Nの荷重で,試験片10㎝間隔を摩擦用白綿布を用いて毎分30回往復の速度で100回往復摩擦します。乾燥後汚染用グレースケールと比較し判定します。