試験一覧

・JIS L 0846

目的

水試験は、水によって生地の色が変わった。または、ほかの生地と触れてしまい色が移ってしまったなどを調べる試験です。原因として一般的に染料の繊維への結合が弱く、ソーピングやフィックス処理不足により繊維上に残存した未固着染料が水に溶け出し、色の変化が発生する事が多く見受けられます。

試験サイズ

10cm×4cm多繊交織布を用いないときは6cm×6cm 

試験方法

試験片を常温の水に浸し、その後、汗試験機に取付け試料サイズ10㎝×4cmの時は約50N及びサイズ6㎝×6㎝の時は約45Nの荷重を掛け37±2℃の乾燥機中に入れて4時間保持します。乾燥後試験片の変退色と添付白布の汚染の程度をそれぞれ変退色用グレースケール又は汚染用グレースケールと比較し判定します。  

水試験機
技術ラボ便り

【9月号】やさしい試験解説〜定番篇〜

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