試験一覧

抗菌性

・JIS L 1902(菌液吸収法、ハロー法)

目的

細菌の影響で室内干しによる生乾き臭や着用後の臭いなどの不快臭が起こる為、細菌の増殖を抑える機能を付与した製品が多く出回っています。繊維製品では寝具、下着、靴下、バス・トイレ用品のみならずカーペット類や衣類全般に応用されています。抗菌性試験では菌を殺す殺菌性とは異なり、菌の増殖を抑えるかどうかを調べます。

試料サイズ

30cm×30cm 1枚 (洗濯処理を行う場合は同サイズの試料2枚)

試験方法

ここでは菌液吸収法について説明します。バイアル瓶に入れた試料に菌液を接種します。(写真1)37℃で18時間培養した後、洗い出し液を加え、菌を洗い出します。洗い出し液中の生菌数を混釈平板培養法により測定します。(写真2,3)抗菌活性値を求めます。

写真1

写真2

写真3

技術ラボ便り

抗菌性試験について

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